超貴重な連休なので、読書にいそしむ。
(普段は連休というものが無い)

まずは、重松清の「その日のまえに」

その日のまえに
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重松 清
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普段本を読んでもまず泣くことはないのですが、これ、号泣した。

リビングでソファーに座って読んでたら、別の部屋にいた運送屋さんが
「どうしたの? 鼻ぐしゅぐしゅしてるねえ」と入ってきたんだけど、
そのまま口をつぐんでしまうほどボロ泣きしてた。

塗るつけまつげも涙に負けて流れていました。

「その日」とは、いつか確実に訪れるであろう死を迎える日のこと。

様々な「死と別れ」について描かれた連作短編集です。

ぽんぽんと1、2話と読み進めてたんだけど、
3話目の「潮騒」という話で、ちゅり星人の弱いツボをぎゅわ〜っと押されて落涙。
次いで、「ヒア・カムズ・ザ・サン」でググっとくる。
(でもカオルくんが私の中で馴染まないままだったので、泣くまではいかなかった)
そしたらその後の「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」で完璧オトされた。

……弱いんスよ。
家族もの……。

宮本輝の「彗星物語」で開発されて以降、

彗星物語 (文春文庫)
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宮本 輝
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家族ものにめっぽう弱いちゅり星人。
(しかも彗星物語は動物ものとの複合技。特に犬好きは泣く)

「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」は家庭持ちには反則です。
それも自分に子供がいたら、号泣必至。
創作というよりは、実話に近いリアリティ。

「潮騒」は小説として一番泣けた話。
ちゅり星人はこれが一番きた。

泣くのって、苦しいから好きじゃないのに、思いっきり泣かされて、
顔は腫れるわ、鼻は詰まるわ、頭は痛いわ目は腫れるわ……。
重松清うまいなぁ……。

同じく「その日」系の作品としては、

中村航の「100回泣くこと」

100回泣くこと
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中村 航
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もあるけど、
これより「その日のまえに」の方が落涙度もうまさも段違いです。

こっちは、婚約者が病気になって──という話で、
のんびりのほほんとした前半部が突然一転して闘病記になっちゃうところと、
話の核になる、主人公の彼女の語る観念がちゅり星人にはイメージしづらかったところから、
そこまで感情移入できなかった。

男性の視点なので、彼女持ちの男性はきっと感じ方が違うんだろうなあ。
でも、同じ男性でも妻帯者には「その日のまえに」をお勧めします。

2006.09.18 | | トラックバック(0) | コメント(0) |












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